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車の免許取得の費用相場|費用の節約方法、教習所か合宿どちらがおすすめかも解説

雑学

運転免許の取得費用は、誰もが抑えたいものです。

実は、免許を取得する手段や教習所に通う時期を工夫するだけで、費用を抑えることができることをご存じでしょうか。

今回は免許を取得する方法や、費用を安くするためのポイントを解説していきます。少しでも費用を抑えたい人は参考にしてください。

車の免許を取得するための費用

自動車免許を取得する手段は、自動車教習所に通うか、合宿免許に申し込むかの2択です。

自動車教習所には「指定自動車教習所」と「届出自動車教習所」の2種類が存在します。

免許取得の方法とおおまかな費用相場については、以下の表を参考にしてください。

【免許取得の方法と費用】

教習費用仮免許費用本免許費用その他
指定自動車教習所
(公認自動車教習所)
30万円前後教習費用に含まれています試験:1,750円
交付:2,050円
届出自動車教習所20万円~25万円試験:4,350円
交付:1,150円
試験:3,350円
交付:2,050円
取得時講習: 11,200円
応急救護処置講習:4,200円
合宿免許
※指定自動車教習所のみ
20万円~25万円試験:1,700円
交付:1,100円
試験:1,750円
交付:2,050円
食事などの宿泊費は、教習費用に含まれています
一発試験試験:4,350円
交付:1,150円
試験:3,350円
交付:2,050円
取得時講習: 11,200円
応急救護処置講習:4,200円

参考:運転免許試験一覧 警視庁 (tokyo.lg.jp)

参考:取得時講習について | 一般社団法人東京指定自動車教習所協会 (tadsa.or.jp)

費用だけを見ると一発試験が安いですが、おすすめはしません。

教習所や合宿で技術を身に付けてから受験した方が受かりやすいため、結果としてトータルの費用を安く抑えることができます。

運転免許の取得費用を安く抑える方法

教習所にしても合宿にしても、費用を安く抑える方法が存在します。それが、以下の4つです。

  • 閑散期を狙う
  • AT限定免許を取得する
  • キャンペーンの利用
  • 学生の間に免許を取得

閑散期を狙う

自動車教習所にも、繁忙期と閑散期が存在します。

  • 繫忙期:1~3月、7~9月
  • 閑散期:4~6月、10~12月

繫忙期は春休み・夏休み期間の学生が集中する影響で、申込人数が殺到します。

教習所にとっては書き入れ時とも言えるので、費用が高く設定されている場合がほとんどです。

逆に申込人数が少ない閑散期は、繫忙期に比べると5万〜10万円近く安くなることがあります。

AT限定免許を取得する

MT車を運転する機会がないのであれば、AT限定で免許を取得しましょう。AT限定の方がMTに比べると、1万〜1万5000円ほど安い費用で取得できます。

現在、普通自動車のほとんどはAT車です。先進安全自動車や安全装置などの技術が進歩しているので、AT車でも普段の生活に支障が出ることはありません。

「AT限定」と「MT」の違いについては、以下の記事でも詳しく解説しています!

キャンペーンの利用

自動車教習所では、以下のキャンペーンを積極的に行っています。

【キャンペーン例】

●紹介キャンペーンでキャッシュバック
●合宿免許の早割キャンペーンやグループ割

例えば友人や知人と同時期に免許を取得する場合、同じ教習所にそれぞれが誘い合うと、「紹介料として5,000円!」などのキャンペーンがついてくるケースもあります。

また、合宿免許の場合は早割キャンペーンや、3人以上で申し込むとグループ割が適用されるキャンペーンもあるので、チェックしてみてください。

【合宿免許限定】費用が安い宿泊プランの利用

合宿免許には、グレードが異なる宿泊プランがいくつか用意されている場合が多いです。

例えば、施設のオートロックなどのセキュリティがしっかりしているプランは費用が高くなり、セキュリティが緩い場合は費用が安くなります。

食事に関しても、豪華かそうでないかの違いがあるので、あまり拘りがなければ安いプランを利用するのがおすすめです。

学生の間に免許を取得

教習所にもよりますが、学生料金として価格が設定されているケースがあります。

そのため、大学生や専門学校を卒業するまでの間に、免許を取得すれば費用を安く抑えられるかもしれません。

学生の場合は、近くの教習所が学生料金を設定しているかどうか、事前に確認してみましょう。

自動車教習所に通うか合宿免許にするか、どちらがおすすめ?

費用だけを見ると、合宿免許の方がトータルで安いです。

しかし、自動車教習所と合宿免許では免許取得までの内容が異なるため、環境に合わせて選ぶ必要があります。

こちらでは、自動車教習所がおすすめの人、合宿免許がおすすめの人について解説していきます。

自動車教習所がおすすめの人

自動車教習所へ通学して免許を取得するのは、最もオーソドックスな取得方法です。

【こんな人におすすめ】

●学業や仕事が忙しく、休日や夕方以降でしか教習所に通えない人
●運転に関する知識について、時間をかけて学びたい人

指定自動車教習所と届出自動車教習所の違いについては、以下の項目を参考にしてください。

指定自動車教習所(公認自動車教習所)

指定自動車教習所は、公安委員会が一定の基準を満たしていると認め、指定した教習所です。一般的に「公認自動車教習所」とも呼ばれます。

  • 人的基準:資格を有する指導員が適切に配置されているか
  • 物的基準:学科教習を行う教室などの設備があるか。
  • 運営基準:教習に関わるその他の内容

これらの基準を満たしており、レベルの高い技能講習を受けられるのが特徴です。

届出自動車教習所に比べると費用は高いですが、長く車を運転することを考えるなら、堅実なカリキュラムのもとで知識を得たほうがベストです。

届出自動車教習所

届出自動車教習所は、公安委員会に届出を出した自動車教習所です。

仮免許試験や卒業検定の実施が認められていないため、各試験を免許センターで受験する必要があります。

指定自動車教習所に比べて費用が安く、半分の時間で免許を取得することも可能です。

しかし、以下のデメリットがあるのも覚えておきましょう。

  • 指定自動車教習所に比べると教習のレベルが落ちる
  • 試験に落ちるたびに試験場に行かなければならない

指定自動車教習所の場合は、入学→仮免試験→本試験の技能試験→卒業まで済ませてから、免許センターで学科試験と免許交付を行います。

それに比べると、届出自動車教習所の場合は手間が掛かるのがデメリットです。

合宿免許がおすすめの人

合宿免許は短期間で集中的に免許を取得する方法です。一定の期間(おおよそ10日〜2週間前後)宿泊施設に滞在して、技能教習・学科教習を受けることができます。

ほとんどの場合は、住んでいる地域から離れた指定自動車教習所で行います。

短期集中で免許取得ができ、教習所へ通うよりも費用を安く抑えられる点が魅力です。

【こんな人におすすめ】

●春休みや夏休みなど、まとまった時間をとりやすい学生
●就職が決まっていて、就業まで時間のある人
●夏季休暇や有給休暇を組み合わせて、長期間の休みをとれる社会人

車の免許費用について、その他の質問

こちらでは車の免許費用について、その他の疑問について解説していきます。

Q
車の免許の費用は、分割払いに対応していますか?
A

基本的には、クレジットカードやローンでの支払いができます。ただし、教習所によって支払い方法が異なるため、分割払いについては事前に確認してください。また、免許センターに関しては、現金一括支払いのみというケースもあります。

Q
自動車教習所と合宿免許では、どちらが費用が安いですか?
A

基本的には、合宿免許の方が安いです。しかし、合宿免許の場合は10日〜2週間ほど施設へ宿泊するため、時間が取れない人は教習所へ通いましょう。

車の免許費用についてのまとめ

  • 費用を安く抑えるなら、合宿免許がおすすめ
  • 自分の環境に合わせて、教習所か合宿かを選ぶ
  • 教習所通いでも、閑散期を狙ったりキャンペーンを利用したりすれば、費用が安くなる

少しでも費用を安く抑えるには、複数の教習所を比較しながらキャンペーン内容なども確認しましょう。

また、実際に教習所へ通った経験者の話を聞いてみるのもおすすめです。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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