ドラレコの取り付けを持ち込みで依頼した際の費用|自分で行う場合の手順も解説

持ち込みで、ドラレコの取り付けを依頼したときの費用は、業者や車両の構造、カメラの台数によって異なります。
自分で取り付けるか、プロに任せるかを判断するうえで、費用の目安を知っておくことは大切です。
今回の記事では、ドラレコの取り付け費用の相場や、持ち込み対応可能な業者の特徴を詳しく解説します。
また、自分で取り付ける場合の手順や注意点についても解説するので、これからドラレコを取り付ける人は是非参考にしてください。
目次
結論|ドラレコの取り付けは自分で?業者に持ち込みが良い?
こちらでは、自分でドラレコを取り付けるのがおすすめの人、業者に持ち込みでドラレコを取り付けるのがおすすめの人について解説していきます。
自分でドラレコを取り付けるのがおすすめの人
自動車整備に慣れている人であれば、自分でドラレコを取り付けても大丈夫です。具体的には日常的に車の点検をしていて、車両の構造をある程度理解している人です。
こういう人であれば、取付位置や配線を間違える可能性は低いため、自分でドラレコを取り付けても大丈夫でしょう。
また、DIYが趣味で細かい手先の作業に慣れている人であれば、説明書をよく読んでから自分でドラレコを取り付けてみても良いです。
業者に持ち込んでドラレコを取り付けるのがおすすめの人
初めてドラレコを取り付ける場合は、持ち込みで業者に依頼するのがおすすめです。車の整備に慣れていない人がドラレコを取り付けると、取付位置や配線の収納を間違えることがあります。
まずはプロの手順をよく見て、どのように取り付けているのかを確認するのが良いです。手順を覚えておき、2回目以降は自分で取り付けてもかまいません。
また、自動車整備やDIY作業など、細かい作業が苦手な人も、ドラレコを持ち込んで業者に任せた方が良いでしょう。
費用相場|持ち込みでドラレコの取り付けを対応してくれる業者・工賃

ドラレコを持ち込みで取り付けて貰える業者はディーラー、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店、整備工場などです。
ドラレコを持ち込みで取り付ける際の工賃は、業者によって異なります。業者ごとの費用相場は、次の表を参考にしてください。
| お店 | 費用 | 特徴 |
|---|---|---|
| ディーラー | 【前方のみ】 9,000円〜12,000円 【前方後方】 20,000円〜40,000円 | 保証が手厚いが費用が高く、持ち込みは純正しか受け付けないケースが多い。 |
| カー用品店 | 【前方のみ】 5,000円〜10,000円 【前方後方】 15,000円〜30,000円 | 店頭購入から、セット価格でお得になる場合が多い。 |
| 整備工場 | 【前方のみ】 3,000円〜10,000円 【前方後方】 15,000円〜25,000円 | 基本的には持ち込み対応で、メーカー問わず対応してくれる。 |
| 出張サービス | 【前方のみ】 8,000円〜11,000円 【前方後方】 15,000円〜20,000円 | 自宅で取り付けられるので、出掛ける手間が必要ない。 |
ディーラーの場合、店舗によっては持ち込みだと、ドラレコの取付けに対応してもらえない場合があるので注意してください。
カー用品店であれば、オートバックスやイエローハットなどが、ドラレコを持ち込んで取り付けに対応してくれます(ただし、店舗によって対応が異なります)。
そして、カー用品店や整備工場の場合は、店舗によっては出張でドラレコを取り付けてくれるサービスもあります。
節約|持ち込みでドラレコの取り付け費用を抑えるポイント
ドラレコの取り付け費用をできるだけ抑えるポイントは、通販でドラレコを購入したり、複数の業者から無料見積を取ったりすることです。
通販でドラレコを購入する
ドラレコの取り付け費用を抑えるには、通販で本体を購入するのがおすすめです。
店舗での購入は工賃込みの価格設定が多く、割高になる傾向があります。しかし、通販なら複数の販売サイトを比較でき、同じ機種でも安価に手に入れることが可能です。
また、通販なら時間を気にせずじっくり選べるため、機能やレビューを確認しながら納得のいく商品を選べます。
ドラレコを購入する際は、保証内容や付属品の有無も忘れずにチェックしましょう。
複数の業者から無料見積を取る
ドラレコの取り付け費用を抑えるには、複数の業者から無料見積を取るようにしてください。
取り付け工賃は業者によって幅があり、同じ作業内容でも数千円以上の差が出ることがあります。
オートバックスやイエローハットなどのカー用品店、整備工場や出張サービスなどは料金体系が異なるため、事前に比較することで無駄な出費を防げます。
見積もりを依頼する際は、ドラレコの機種やカメラの数、電源の取り方などを具体的に伝えると、より正確な金額を提示してもらえます。
また費用だけでなく、対応の丁寧さや保証内容など、サービスの質も確認しておくと安心です。
ドラレコを自分で取り付ける際の手順

自分でドラレコを取り付ける場合、基本的な手順を押さえておけば初心者でも十分に対応可能です。
以下に、一般的なフロントカメラタイプのドラレコを例に、取り付けの流れを分かりやすく説明します。
・両面テープ
・内張りはがし
・配線ガイド
・結束バンド
・ドライバー(+/−)
・ヒューズ電源取り出しケーブル
・電工ペンチ・テスター(電源の極性確認や端子加工が必要な場合のみ)
【ドラレコを自分で取り付ける際の手順】
ドラレコ本体のほかに、内張りはがし、配線ガイド、結束バンド、ドライバーなどがあると便利です。電源の取り方によっては、ヒューズ電源取り出しケーブルも必要になります。
フロントガラスの上部中央が一般的ですが、法律上の安全基準(ガラス上縁から20%以内、下縁から150mm以内など)を守る必要があります。視界の妨げにならない位置を選びましょう。
付属の両面テープで仮止めし、運転席からの視界や録画範囲を確認します。問題がなければ本固定に進みます。
電源ケーブルは助手席側のピラーや天井の内張りに沿って隠すのが一般的です。内張りはがしを使ってケーブルを通し、見た目をすっきりさせましょう。
最も簡単なのはシガーソケット接続ですが、スマートな仕上がりを求めるならヒューズボックスから電源を取る方法もあります。ヒューズ電源取り出しケーブルを使い、ACC電源に接続します。
結束バンドなどでケーブルをまとめ、運転の邪魔にならないように固定します。断線や接触不良を防ぐためにも丁寧な処理が重要です。
エンジンをかけて録画が開始されるか、映像が正常に表示されるかを確認します。SDカードの初期化や日時設定も忘れずに行いましょう。
リアカメラ付きモデルの場合は、後方ガラスへの設置と配線処理が必要です。リアゲートの可動部を通す際は断線防止のため、配線保護チューブの使用が推奨されます。
この手順を踏めば、初めてでも自分でドラレコを取り付けることが可能です。
特にシガーソケット接続タイプや一体型モデルは初心者向けで、作業時間も短く済みます。
安全性と録画品質を両立させるためにも、取り付け位置と配線処理には十分注意しましょう。
ドラレコを自分で取り付ける際の注意点

ドラレコを自分で取り付ける際は、取り付け位置や配線に気を付けてください。
取り付け位置
フロントガラスにカメラを取り付ける場合、フロントガラスの上部に取り付けるようにしてください。
取り付ける位置を間違えると、信号や道路標識など前方の景色が見えにくくなります。できれば、ルームミラーの横くらいに取り付けるのが理想です。
取り付け位置を間違えるとテープを剥がしたりして、取り付け直すのが手間になります。
仮止めをしてから取り付け位置を決める
本格的にドラレコを取り付ける前に、両面テープで仮止めしてみるのがおすすめです。
仮止めをした状態でカメラに不具合がないかチェックし、いつものドライビングポジションに座りながら、取り付け位置に違和感がないか確かめてください。
配線
ケーブルについては、フロントカメラとリアカメラで、以下のようにして配線してください。
シガープラグコードと、リアカメラケーブルを配線します。天井とフロントガラスの境目にコードを埋め込み、ドア横から下へコードを持っていくようにしましょう。
リアカメラケーブルを、ウェザーストリップの間に埋め込みながら、下までコードを持っていくと邪魔になりません。
ドラレコの取り付けの費用についてのまとめ
- ドラレコを持ち込んで対応してくれる業者はディーラーやカー用品店、整備工場
- 作業に不安がある人は、業者に持ち込んでドラレコを取り付けるのがおすすめ
- ドラレコを自分で取り付ける場合は、取り付ける位置や配線に気を付ける
ドラレコは車を運転する際に、なくてはならないものになりました。特に小さいお子様がいるご家庭は、子供の安全を守るためにも、ドラレコを設置することは必須です。まだドラレコを設置していない人は、早めに車に取り付けてください。
この記事の監修者
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DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。












