免許不携帯とは?免許不携帯で事故を起こしたらどうなる?

雑学

運転中に免許不携帯であることに気付いて、焦った経験はありませんか?

「免許証を取りに戻りたいけど、かなりの距離を走行して引き返せない。」そんなケースでは、どう対処して良いのか迷いますよね。

免許不携帯の状態で事故を起こしたり巻き込まれたりしたら、大きな過失になるのか?と、不安を覚える人もいるでしょう。

また、免許不携帯と似た言葉で「無免許運転」というのがありますが、内容は大きく異なります。

今回は、免許不携帯の内容や無免許運転との違い、運転中に免許不携帯に気付いたときの対処法について解説します。

免許不携帯とは

免許不携帯とは「運転免許を取得済みなのに、運転中に免許証を所持していない状態」のことです。

道路交通法・第九十五条では、免許証の所持について以下のように義務付けられています。

【道路交通法・第九十五条】

免許を受けた者は、自動車等を運転するときは、当該自動車等に係る免許証を携帯していなければならない。

引用:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105

普通車はもちろん大型車・バイク・原付など、どの車両であっても運転中は免許証を携帯しなければいけません。

基本は、運転中に免許証の不携帯に気が付いた時点で、付近の駐車場に車を停めるなりして、自宅へ戻り、免許証を携帯してから運転を再開してください。

無免許運転との違い

免許不携帯と無免許運転には、大きな違いがあります。無免許運転とは「有効な運転免許を取得していない状態」のことで、以下のケースを指します。

  • 運転免許を取得していないのに車両を運転した
  • 免許停止・免許取り消し状態で車両を運転した

後ほど解説しますが、免許不携帯の場合は軽微な罰則で済みます。これに対して無免許運転の場合は、違反点数25点/3年以下の懲役または50万円以下の罰金で「酒気帯び運転」と同等の重い刑罰になります。

また、免停期間中に運転した場合も無免許運転となり、免停の違反点数に25点がプラスされて、免許取り消しとなるので気を付けてください。

免許不携帯で取り締まられたら

もしも、免許不携帯で警察官に取り締まられたらどうなるのか?ここでは、免許不携帯の罰則と合わせて解説していきます。

免許不携帯の罰則

免許不携帯の罰則は、主に以下の通りです。

  • 反則金はどの車両も一律3,000円
  • 違反点数の加点は無(0点)
  • ゴールド免許に影響はしない

軽微な反則金はありますが、違反点数の加点はないため、ゴールド免許には影響しません。

免許不携帯で取り締まられた場合の対処法

警察に取り締まられた際に、免許不携帯であることが判明したら、素直にその旨を申告しましょう。

警察官は、道路交通法・第六十七条第一項/第二項の規定で、ドライバーに運転免許証の提示を求めることができます。

これを拒否すると、5万円以下の罰金になるので、反則金よりも重い処分になります。そして、反抗的な態度をとると逮捕される可能性もあるので注意しましょう。

免許不携帯のときに事故を起こしてしまったら?

「免許不携帯で事故を起こすと、刑罰が重くなるのではないか?」

「加入している自動車保険の補償にも、影響があるのではないか?」

そう考える人もいるかもしれませんが、免許不携帯で刑罰や保険料の支払いへの影響はほとんどありません。

事故を起こした際の対処は、以下の流れで行います。

  1. 警察に連絡する
  2. 被害者がいれば救護をして救急車を呼ぶ
  3. 警察が到着したら免許の提示を求められる
  4. 正直に免許不携帯であることを申告する

基本的には、前述と同じで免許不携帯を正直に申告してください。刑罰が大きくなることはなく、反則金3,000円が加算されるだけです。

とはいえ事故の場合に免許不携帯だと、被害者の印象を悪くする場合があります。

また、第三者として救護したときには免許証の提示を求められます。せっかく救護したのに反則金を支払うことになるので、免許証はしっかりと携帯しましょう。

事故を起こしてしまった場合の対処法については、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

運転中に免許不携帯に気付いたら

運転中に免許不携帯に気付いた場合は、以下のように対処してください。

  • 免許証を取りに戻る
  • 免許証を所持している同乗者がいる場合は運転を代わってもらう
  • 引き返せない距離で同乗者がいない場合は慎重な運転を心掛ける

基本的には、免許証を取りに戻ってください。しかし、旅行などかなりの距離を走行して気付いた後に、取りに戻るのは難しいでしょう。

その場合は、免許証を所持している同乗者がいるなら、運転を代わってください。ただし、自動車保険の内容によっては、車の所持者とドライバーが異なると、事故の補償に影響が出る可能性があります。

どうしようもない場合は、いつも以上に安全運転を心掛けて、警察に取り締まられないようにしましょう。

最後に

免許不携帯を防ぐには、以下の方法が有効です。

  • 車のキーと一緒に免許証を管理する
  • スマホケースの中に免許証を収納する

忘れることがないのが、車のキーと一緒に管理することです。ケースやキーホルダーなどで、運転免許証と連結しましょう。

常にスマホを持ち歩く人は、収納可能なスマホケースの中に入れても良いかもしれません。

免許不携帯は軽微な罰則で済みますが、法律上は携帯を義務付けられています。運転する際はしっかりと持ち歩くようにしてくださいね。

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