フロントガラスに霜が降りた時の対処方法|原因とあわせて徹底解説

トラブル

どんどん寒くなっていく時期、車のフロントガラスが真っ白になっていることが多くなりますよね。

急いでいる朝は特に、霜を落とすのに時間を取られて焦ってしまうことも出てきてしまいます。

寒い朝にフロントガラスが白くなっているのは、ガラスが凍結しているか、フロントガラスに霜が降りている(窓霜)状態になっているからです。

今回は、フロントガラスに霜が降りてしまう原因と対処方法、対策方法について解説していきます!

フロントガラスに霜が降りたときの対処方法

フロントガラスに霜が降りてしまった場合の対処方法は主に3つです。

解氷剤を使用する

解氷剤にはエタノールやイソプロパノールが含まれているため、アルコールの特性を利用することで、ガラス面の凍結温度を変化させることができます。

解氷剤を使用した後はきちんと布で拭き取り、前方が見えやすいようにガラス面を綺麗な状態にしましょう。

②デフロスターを使用する

デフロスターとは、着霜、着氷、結露を防ぐ目的で使用される装置であり、自動車にもともと搭載されています。

温度設定と風量を可能な限り最大に近づけて稼動させてください。温度の高いエアコンの風をフロントガラスへ当てることによって、フロントガラスの霜をきれいに除くことができます。

周囲の気温や霜の固まり具合によって融け切るまでの時間は変わりますが、デフロスターでフロントガラスを解凍する場合は、約10分程度を見積もっておいてください。

③霜取り用スクレーパーを使用する

フロントガラスの霜取り専門アイテムです。

霜取りスクレーパーは、ABS樹脂と呼ばれるプラスチックで作られていることが多く、作業時に力を入れすぎるとガラス面に傷がつくことがあります。

スクレーパーを使う際には力加減に注意しましょう。

フロントガラスに霜が降りる原因は「気候」

フロントガラスに霜が降りてしまう原因は、主に気候や気温が関係しています。

気温が4度以下

地面から1.5mの高さの温度が4度以下になる場合、霜が降りやすくなります。特に気温が低い地域や、気温が低くなる時期は注意が必要です。

気温が4度以下になる日は、地面の温度が氷点下になっている可能性が高いため霜が降りる可能性も併せて高くなります。

前日の夜が快晴

前日の夜が快晴だと「放射冷却」が起きる可能性が高くなり、フロントガラスに霜が降りる可能性も高くなります。

「放射冷却」とは、物体から熱が放出して、物体そのものの温度が下がることです。

日中の日差しによって地面が温められ、太陽が沈んだあとは地面の熱が空気中に放出されるため、地面の温度が下がっていきます。その影響を受け、フロントガラスに霜が降りてしまうのです。

「気温」が「低く」、「湿度」が「高い」

外の「気温が低く」なり、反して「湿度が高く」なると、空気中に存在する水蒸気が多い状態であるため、フロントガラスに霜が降りる可能性が高くなります。

天気予報などをチェックし、天候・気温・湿度をしっかり把握しておきましょう。

フロントガラスに霜が降りないようにする効果的な対策方法

フロントガラスをカバーで覆う

フロントガラスをカバーで覆えば、霜が降りる確率を下げることができます。

本格的な寒さが到来する前に、出来るだけ早めにガラスをカバーで覆いましょう。風で飛ばされてしまわないよう、ドアに挟み込むなどの工夫をしてください。

フロントガラスのカバーは、カー用品店や通販などで1,000円~2,000円前後で購入できます。

不要になった毛布などで覆う対策も効果はありますが、フロントガラスと毛布の起毛部分がくっついてしまうリスクがあります。できるだけ市販の専用カバーを使用してください。

また、車全体を覆うカーボディーカバーの使用も効果的です。

車庫や屋根付き駐輪場を使用する

車庫や屋根付き駐輪場に車を停めることで、夜露によってガラス一面が凍結してしまうのを防ぐことができます。

屋根付き駐車場の場合、完全に霜を防ぐことは難しいかもしれませんが、何もない駐車場よりは夜露がガラスにつく可能性が低くなります。

同時にフロントガラスへ霜が降りる確率も下げることができるので、可能であれば車庫や屋根付き駐車場に車を停めるようにしましょう。

ガラスの汚れを綺麗に落とす

専用のガラスクリーナーなどで、油膜や汚れを徹底的に落としておくのも効果的です。

フロントガラスの霜は、水蒸気が付着することによって起こります。この水蒸気は、フロントガラスが油膜や砂・ホコリなどで汚れている状態のときに多く付着します。

水分は、埃や皮脂などの油汚れに吸い寄せられて集まります。霜が降りないようにするためには、汚れや水分をきれいに落としておくことが必須です。

フロントガラスの汚れを綺麗に落とし、さらに雨や水を弾いてくれるコーティング剤を塗布しておくと、霜対策に効果的であると言えます。

撥水コーティングをする

ガラスの汚れを取り除いたあとは、ぜひコーティング剤を使ってみてください。

綺麗な状態のフロントガラスに撥水コーティングを施すことで、フロントガラス全面に霜が降りたり凍りついたりしてしまうのを防ぐことができます。

完全に防げるわけではありませんが、霜が降りた際に対処するのが比較的楽になります。

また撥水コーティングを施しておくと、フロントガラスの油膜や汚れなども付きにくくなるため、一石二鳥です。

絶対NG!霜が降りたときにやってはいけないこと2つ

熱湯をかける

ひとつめは「フロントガラスに熱いお湯をかけること」です。

凍結時にも言えることですが、低温状態のガラスにいきなり高温の液体をかけてしまうと、急激な温度差によってガラスがいきなり割れてしまったり、溶解した水がまたすぐに凍り付いてしまったりしてしまいます。

フロントガラスが凍結してしまった時と同様に、フロントガラスに霜が降りた時も「熱湯をかけて解凍すること」はNG行動です。30℃程度のぬるま湯か、解氷剤などを使用して対処しましょう。

フロントガラスの凍結対処方法については、以下の記事で詳しく解説しています!

力任せに霜を削る

霜が降りたフロントガラスの表面を、力任せにガリガリと削る行為もNGです。

時間がない朝や急いでいるとき、なんとかして早く霜を落としたいですよね。しかし、一刻も早く霜を落とそうと力任せに強くガラスを削るようにしてしまうとフロントガラスの傷やヒビ割れの原因になります。

実は、霜の降りたガラスに物理的に負荷をかけてしまうと、通常のガラスよりもヒビ割れを起こしやすいのです。

フロントガラスの表面には、目に見えないほどの細かい傷が無数に入っています。

場合によっては、その傷のなかに水分が入り込んで凍結していることもあり、水分は凍結すると膨張するため、傷を内部から押し広げるような力がかかっています。

そのような状態にあるフロントガラスに強い力を加えてしまうと、通常時よりもヒビ割れが起きやすくなるのです。

フロントガラスがヒビ割れてしまうと、修復のためのコストも時間もかかることになってしまいます。どのような状況にあってもガリガリと力任せに削る行為は避けるようにしてください。

最後に

今回の記事では、フロントガラスに霜が降りるときの気候条件や、対処方法、対策方法についてご紹介しました。

忙しい朝でも慌てずにすむよう、カバーやコーティングをするなどして、できる限りの対策を前もってしておきましょう。

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