愛車のガラスに拭き跡、拭きムラが残ってしまう原因とは?正しい掃除を解説

車のフロントガラスやリアガラスなどを掃除した後、拭き跡や拭きムラが残る場合、掃除の仕方に問題があります。
せっかく頑張って掃除をしても、拭き跡や拭きムラが残ってしまうとガッカリします。拭き跡や拭きムラを残さないためには、原因を押さえて正しい掃除方法を押さえることが大切です。
今回の記事では、車のガラスに拭き跡が残ってしまう原因と、拭き跡を残さないための正しい掃除方法について解説していきます。
目次
車のガラスに拭き跡、拭きムラができる原因
拭き跡ができてしまう原因は主に、汚れを落としきれていないか、カーシャンプーなどの洗剤や水分を落としきれていないのが原因です。
正しい掃除の仕方をおさえておけば、車のガラスに拭き跡や拭きムラができるのを防げます。
【コツ】拭き跡、拭きムラを防ぐ洗車の仕方
拭き跡、拭きムラを残さないようにするための洗車は、次の3つを押さえておくと安心です。
- 最後に必ず乾拭きをする
- 洗車する時間帯に気を付ける
- 洗車する期間を空け過ぎない
最後に必ず乾拭きをする
洗車の仕上げとして、最後に乾拭きをしないと拭き跡や、ムラが出やすいです。
「車のガラスに拭き跡が残ってしまう原因」でも解説しましたが、カーシャンプーなどの洗剤や水分を落としきれていないと、拭き跡やムラが出てきます。
これを防ぐためには、水拭きだけでなく乾拭きを行うことが大切です。水拭きだけで終わらせると、水分が乾燥したときに拭き跡ができてしまいます。
また乾拭きする際は、雑巾やタオルの綺麗な面で拭くことで、拭きムラができにくくなります。
洗車する時間帯に気を付ける
実は洗車する時間帯と、拭き跡が残るかどうかは大きく関係しています。
・朝方や夕方などの時間帯に洗車をする
・昼間に洗車する際は、日陰を選ぶ
洗車を含む車の掃除を行う時間帯は、気温の低い時間帯がベストです。朝方や夕方など、一日のなかでも比較的涼しい時間帯を選ぶようにしてください。
真夏の炎天下や陽射しの強い時間帯に掃除をすると、水分がすぐに蒸発して水垢が残ってしまいます。
真夏の昼間に洗車をしなければいけない場合は、車庫や日よけテントがある場所など、なるべく陽があたらない場所で洗車をしてください。
洗車が終わったあとは、日よけシートなどを被せて車に陽が当たりにくくなるようにしてください。
洗車する時間帯については、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
洗車する期間を空け過ぎない
拭き跡を残さないためには、洗車する期間を空けないこともポイントです。掃除の期間があまりにも空いてしまうと、汚れが酷くなってムラや拭き跡が残りやすくなります。
定期的に洗車する日を決めて習慣化すれば、拭き跡が残りにくいガラスになっていきます。
【ガラスの外側】拭き跡、拭きムラを残さない掃除方法

ガラスの外側を掃除するときは、次の手順を守ると拭き跡が残りにくいです。
ホースや高圧洗浄機を使うのが理想ですが、どちらもない場合はバケツに水を溜めて濡らしましょう。
ポイントはこまめに乾拭きをすることです。シャンプーが残ってしまうと拭き跡の原因になるので、洗い流しと乾拭きは必ず行ってください。
また、油膜除去剤でガラスを拭くとキレイに仕上がり、拭き跡ができにくくなります。
【ガラスの内側】拭き跡、拭きムラを残さない掃除方法
ガラスの内側を掃除する場合、拭き跡を残さない方法は次の3つがおすすめです。
- 蒸しタオルを使う
- 無水エタノールを使う
- マイクロファイバークロスを使う
関連記事
蒸しタオルを使う
ガラスの内側を掃除する場合、洗剤などは一切使わず蒸しタオルを使用します。
ガラスの内側を拭く際は、少し水気の多い蒸しタオルで丁寧に優しく拭いてください。そのあと、水分が乾ききらないうちに、必ず乾拭きをしましょう。
タバコのヤニなど、ガラスの内側の汚れは蒸しタオルの湯気でほとんど落とせます。お湯で拭くと乾きが早いので、ムラになりにくいのです。
無水エタノールを使う
フローリングやキッチン周りなどで活躍する、無水エタノールを使用する方法もあります。油汚れには、アルコール分や界面活性剤配合のクリーナーが有効です。冬に発生しやすい曇り止めの防止にも効果的です。
マイクロファイバークロスを使う
小さなホコリもよく除去するマイクロファイバークロスは、ガラスの内側を掃除するのにおススメです。
車内は座席シートやマットなどからホコリが発生しやすいです。水拭き用と乾拭き用の、2種類のマイクロファイバークロスでガラスを拭きあげれば、拭き跡も残さずキレイに仕上げることができます。
落ちにくい拭き跡、拭きムラができたらプロに相談する
フロントガラスやリアガラスなどにできた、落ちにくい拭き跡や拭きムラはプロに相談してください。
お近くのガソリンスタンドであれば、手洗い洗車で綺麗に汚れを落としてくれます。価格はお店にもよりますが、2,000円〜3,000円ほどとリーズナブルです。
窓ガラス以外にも、人の手が届く範囲で車の隅々まで掃除してくれます。拭き跡や拭きムラを含めて、車全体の汚れが気になっている人は、ガソリンスタンドの手洗い洗車がおすすめです。
ガソリンスタンドの手洗い洗車については、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
車のガラスに拭き跡が残らない掃除についてのまとめ
- フロントガラスに拭き跡が残るのは、汚れを落としきれていないか、洗剤や水分を落としきれていないから
- 拭き跡や拭きムラを残さないためには、乾拭きをすることと、洗車する時間帯に気を付けること
- ガラスの内側を掃除する際は、蒸しタオルや無水エタノール、マイクロファイバークロスを使う
車のガラスに拭き跡や拭きムラを残さないためには、正しい方法で掃除をするように心がけてください。
この記事の監修者
DUKS 府中店 営業事務
吹浦 翔太
業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。