夏に車のフロントガラス外側が曇る原因とは?すぐできる対処法
夏に車のフロントガラス外側が曇って前が見えない!その原因は結露と油膜です。
今回の記事では、運転中にすぐできるワイパーやエアコンを使った正しい対処法から、根本的な油膜取りの手順まで詳しく解説します。サイドガラスが曇った際の対策も必見です。
ちなみに、フロントガラスの内側が曇った場合の対処法については、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
目次
なぜ?車の窓ガラスの「外側」が曇る原因

フロントガラスやサイドガラスの外側が曇る原因は、気温差や湿度の差、汚れが挙げられます。
原因①:外気と車内の温度差による結露
基本的に、車内と外気の温度や湿度の差が大きいと、ガラスは曇りやすいです。
夏にフロントガラスやサイドガラスの外側が曇るのは、冷房をかけるため車内が冷えすぎて、車内と外気の温度や湿度の差が大きくなります。
気温差や湿度の差が大きくなると、「結露」が発生しやすいです。
冷たい飲み物をグラスに入れたとき、グラスの外側に水滴が付く現象が起きます。理屈としてはこれと同じことが、車のガラスにも起きているのです。
特に、雨の日にガラスが曇りやすくなるのは、外の湿度が高いことが大きく影響しています。
雨の日は外の湿度が高く、車内はエアコンで冷えている状態のため、車内と外気の温度差は常に大きい状態であると言えます。
逆に冬場は、車内は暖房で温度が高く外の空気は冷たいため、フロントガラスやサイドガラスの内側が曇りやすいです。
原因②:ガラス表面に付着した「汚れ」や「油膜」
ガラスに汚れが付着すると、その汚れが水分を付きやすくさせるため、フロントガラスの曇りの原因になります。
車のガラスが汚れる原因は、以下の通りです。
- 油膜
- 水垢
- ゴミやホコリ
- 鳥のフンや虫
- 樹液
- 花粉や黄砂
フロントガラスやサイドガラスは常に外気にさらされているため、定期的に掃除しないとすぐ汚れてしまいます。
曇っているのは外側?内側?見分け方と違い
曇りが外側か内側かを見分けるには、まず指で軽く触れて反応を見る方法があります。
指跡がすぐに消えれば外側の曇りで、湿気が多い夏は外気温とガラス温度の差で外側が白くなりやすい状態です。
逆に指跡が残る場合は内側の曇りで、車内の湿気や皮脂汚れが原因となり視界を悪化させます。
外側の曇りはエアコンの外気導入やワイパーで改善しやすく、内側の曇りはガラス清掃や除湿が必要になる点が大きな違いです。
曇り方の特徴を理解すると、状況に合った対処が選びやすくなります。
走行中にフロントガラス外側が曇った際の正しい対処法
フロントガラスが曇った際に、ワイパーを使ったり、A/Cボタンをオンにしたりすれば曇りは解消されます。
ワイパーを使って外側の水滴を取り除く
フロントガラスの場合は、ワイパーを動かすことで曇りを除去できます。曇りの原因となる結露はただの水なので、ワイパーで拭き取るだけで大丈夫です。
必要であれば、ウォッシャー液をかけながら、ワイパーを動かしてもかまいません。
ただし、ワイパーの可動範囲の曇りしか拭き取れないので、視界は狭くなってしまいます。
エアコンの設定温度を少し上げてみる

走行中にフロントガラスの外側が曇る原因は、冷えたガラスに湿った外気が触れて結露する温度差です。
この状態ではエアコンの設定温度を少し上げると、ガラス表面との温度差が緩和されて曇りが引きやすくなります。
急激に冷やし続けると外側の結露が増えるため、風量を保ちながら温度を調整することが重要です。
ちなみに、外側の曇りを防ぐにはエアコンの「内気循環」が有効です。
「外気導入」にすると、湿度が高い外の空気が車内に入り込んで、かえって曇りが悪化する場合があるので注意してください。
また、デフロスター(窓への送風)を避け、顔や足元に向けることで、フロントガラスが曇るのを避けられます。
サイドガラスの外側が曇った際の対処法
サイドガラスの場合、フロントガラスと違ってワイパーの使用やA/Cボタンをオンにしたりしても効果はありません。
そのため曇りが気になる場合は、気温差をなくしたり、車を降りてガラスを拭いたりしましょう。
窓を少し開けて外気を車内に取り入れる
気温差をなくすには、窓を開けて走行をするのがおすすめです。窓を全開にしなくても、曇りが消えるくらいまで窓を開けてください。
ただし、夏はゲリラ豪雨が降りやすく、雨が強いと窓を開けられません。その場合は、エアコンをオン・オフに切り替えて、曇りを消していきましょう。
サイドガラスが曇ってきたらすぐにエアコンを消して、曇りがなくなったらまた点けるという工程を繰り返してください。
車を降りてガラスを拭く
駐車できる余裕があれば、車を降りてタオルでガラスの曇りを拭き取りましょう。
拭き取っても拭き取っても、エアコンを点けて運転をしていると、再びガラスは曇ってきます。
そのためダッシュボードの中に、タオルと一緒に曇り止め防止洗剤を入れておきましょう。
ガラスの外側に使うのであれば、撥水効果のあるリキッドタイプがおすすめです。
ただし、乾いたタオルやティッシュで強く擦ると、ガラスが傷付く可能性があるのでやめてください。
【要注意】デフロスターの使用は外側の曇りには逆効果

フロントガラスの外側にできた曇りをとる際に、デフロスターを使用するのはやめてください。
デフロスターを使うのは、フロントガラスの内側の曇りを解消したいときです。フロントガラスの外側が曇ったときのデフロスターは、却って曇りが悪化する恐れがあります。
フロントガラスの外側が曇っているときにデフロスターを使うと、冷たい風でさらにガラスを冷やしてしまい、曇りを悪化させてしまいます。
曇りの根本原因を解決!油膜の落とし方とクリーニング方法
「夏にフロントガラスやサイドガラスの外側が曇る原因」でも解説しましたが、ガラスが曇るのは油膜汚れが原因の1つです。
こまめに洗車をしたり、油膜取りクリーナーなどを使ったりして、ガラスを綺麗に保ちましょう。
窓ガラスをこまめに綺麗にすることで、曇りの発生を抑えることができます。
油膜を落とす基本的な手順は、次の3ステップです。
使用するおすすめの道具や、絶対にやってはいけない失敗例など、詳しい油膜取りの手順については、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
クリアな視界をキープ!曇りを防ぐ効果的な予防対策
車の外側が曇らないようにするには、窓ガラスにコーティングを施工するのがおすすめです。
また日常的に洗車をして、ガラスを綺麗な状態にすることも忘れないでください。
コーティング(撥水・親水)を施工する
ガラスの油膜や汚れを落とした後は、コーティングを施工するのがおすすめです。
コーティングを施工すると水はけが良くなるため、水垢や油膜などの汚れが付きにくいです。
フロントガラスには「撥水コーティング」を、サイドガラスやリアガラスには「親水コーティング」を施工するのがおすすめです。
フロントガラスやリアガラスのコーティングについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
日常的に洗車する
コーティングを長持ちさせるには、日常的に洗車をすることが大切です。
「コーティングを施工すれば汚れがつかないから、洗車しなくても良いのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、これは誤解です。
定期的に洗車をしないと、コーティングが劣化して効果が弱くなるので、日常的に洗車をするようにしてください。
カーシャンプーを使って手洗い洗車をしたり、面倒なときは洗車機を使っても構いません。
ちなみに洗車機を使う場合は、コーティングした車には被膜を傷つけないよう、ノンブラシタイプを選択してください。
洗車の仕方や洗車機の選び方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
フロントガラスの頑固な油膜や曇りトラブルはプロにお任せ!

フロントガラスの油膜や外側の曇りが繰り返す場合は、ガソリンスタンドの手洗い洗車を利用すると仕上がりが安定します。
専門スタッフは油膜の状態を見極めて適切なケミカルを使い、ガラス表面の微細な汚れまで丁寧に除去します。
自分では落としにくい頑固な被膜も均一に処理できるため、曇りの再発を抑えやすくなります。
さらにプロの施工はムラが出にくく、撥水剤やコーティングの密着も高まり、夏場の外側曇り対策として長期間効果を維持しやすい点が大きな魅力です。
ちなみに「glassD・DUKS」の中国地方の一部店舗では、コーティングの施工もしています。
洗車で綺麗にした車にカーコーティングを施工したい場合は、ぜひ「glassD・DUKS」にご相談ください。
「glassD・DUKS」は、一般のボディーコーティング工場よりもさらに細やかな養生を行い、コーティング溶剤の性能を最大限引き出します。
技術にも磨きをかけ、お客様が満足していただける仕上がりを徹底しているので、ぜひ参考にしてください。
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【Q&A】夏にフロントガラスの外側が曇る原因についての疑問・質問
こちらでは、夏に車の窓ガラスの外側が曇るについての疑問・質問を解説していきます。
撥水コーティングの施工が上手くいかなかったか、ワイパーゴムが劣化している可能性があります。
そのほか、ガラスの状態とワイパーゴムの性質の相性が悪かったり、ワイパーを高速で動かしていたりするのが原因かもしれません。
フロントガラスでワイパーを使うと白く曇る原因については、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
フロントガラスの外側が曇っているのに、デフロスターを使っているのが原因かもしれません。
デフロスターは、フロントガラスの内側の曇りを取るのに有効です。外側が曇っているのにデフロスターを使うと、冷たい風でガラスを冷やしてしまい、曇りを悪化させる恐れがあります。
まとめ|フロントガラスの外側が曇ったらワイパーやエアコンを使い対処を
- 夏に車のガラスが曇るのは、車内の温度や湿度が冷房で低くなり、車外の気温や湿度が高いため
- フロントガラスが曇ったときは、ワイパーやウォッシャー液で曇りを拭き取る
- サイドガラスが曇ったときは、窓を開けるかエアコンの冷房を止める
運転中にガラスが曇ってくると、視界が見えにくくなり危険です。
高速道路や国道などの交通量が多い道路を走行する場合、視界が悪くなって、判断に迷いが生じたり焦ってしまう可能性も充分にあります。
この記事の監修者
DUKS 受付窓口責任者
吹浦 翔太
年間84,000件のフロントガラストラブルに対応するDUKSグループで、受付窓口の責任者を務めています。
2008年から6年間、現場での実務経験を積み、現在は国内主要ディーラー各社からの修理依頼を中心に、状況の整理と修理方針の判断に携わっています。
保有資格は「JAGUフロントマスター」「ダックス事務検定2級」。
現場で培った知見をもとに、お客様にとって最善の修理をご案内します。

