車のシート掃除で清潔に!今すぐできるカンタン清掃術

洗車で車のボディやガラスをキレイにしていても、車内の掃除まではなかなか手が回らないですよね。
コーヒーやジュース、ファーストフードやお菓子など、車内で何かを飲んだり食べたりする機会は多いと思います。また、それ以外にも車のシートには汚れが付く機会が多いのです。
自分以外の人を車に乗せる機会が多い人は、シートなど特に手入れする必要があります。
汚れを放置したままだと、ダニ・カビ・雑菌が繁殖してしまいます。車内が臭くなってしまう原因はカビや雑菌にあるので、シートの手入れは定期的に行うようにしていきたいものです。
そこで今回の記事では、シートの汚れの原因やシートの種類、定期的にできるシートの手入れまで詳細に解説していきます!
目次
シートの汚れの原因
まず、全般的に当てはまるのが食べこぼし・砂や泥汚れ・皮脂や汗です。
ドライブをしていると、お菓子やファーストフードを車内で食べる機会が多くなります。
また、特に夏場は海や山に出掛ける機会が多く、砂や泥汚れ、皮脂や汗がシートに付着しやすくなる時期です。それだけでなく、季節によっては日焼け止めや化粧品、ハンドクリームやボディクリームが付着してしまうことも。
犬を飼っている人はペットの毛や排泄物、喫煙者ならタバコの煙やヤニ汚れがシートを汚してしまう原因になります。
シートに使われている「素材」に合わせた掃除方法を
車のシートは、車種によって使われている素材が異なってきます。
ファブリックシート
布生地で作られており、乗用車の主流がこのシートです。メリットしては通気性に優れています。デメリットとしては汚れを吸収しやすく、シミができやすい点です。
合成皮革シート
合成の皮革で作られているシートで、一見すると本革に見えます。天然の布地に合成樹脂を塗付したもので作られたシートです。メリットは表面がコーティングされていて、水分や汚れに強いので簡単にお手入れができます。
本革シート
本革シートはコーティングがしっかりされているので、表面が保護されています。そのため車のシートのなかでは最も耐久性が高く、汚れが奥に染み込みにくいのが強みです。
シートによっては使えるクリーナーと使えないクリーナーが出てくるので、掃除をする際は、シートに合わせたクリーナーを選び、シート素材を痛めない掃除方法をとるようにしましょう。
シートの手入れは定期的に行うべし
普段から簡単にできるお手入れ方法
【準備するもの】
- 布団たたき
- 綿棒
- 専用掃除機
- タオルまたは雑巾
【手順】
- 布団たたきでシートをたたいて溜まったホコリを取り出します。
- シートの縫い目・すき間の汚れを綿棒でかき出します。
- 残ったホコリを掃除機でキレイにしていきます。
- 仕上げにタオルや雑巾で水拭きすれば完了です。
ちなみに車の本革シートは、多少の水拭きには耐えることができます。最後に乾拭きなどして水分を残さないようにすれば、カビの繁殖を防げるので、忘れずに行いましょう。
もしも酷い汚れが付いていたり、シミができてしまったりしている場合は、専門店やディーラーに相談してみてください。
除菌も忘れずに!
2020年初めごろから、新型コロナウィルスが本格的な社会問題になりました。その影響で、よりいっそう意識的に除菌に気を配っている人も増えましたよね。
車内全体に言えることですが、シートもしっかり除菌しておきましょう。
シートを除菌する際は、
- ウェットクロス
- 車用の除菌シート
- スプレータイプの除菌グッズ
などの使用をオススメします。カー用品店やホームセンターなどで気軽に購入できるので、ぜひ覗いてみてください。
除菌する際に注意して欲しいのが、アルコール度数による変色や色落ちです。シートを除菌する前に、目立ちにくい部分で一度試して様子を見てから使用するようにしてください。
そのほか、車内の除菌に関しては以下の記事で詳しく解説しています!
まとめ
今回は、シートの汚れの原因やシートの種類、定期的にできるシートの手入れについて解説しました。
シートの汚れは目立ちにくいですが、実はひどく汚れている場合がほとんどです。普段の洗車に加え、車内の清掃やシートの手入れも定期的に行うようにしてください。
また、洗車する習慣があまりなくても、車内のニオイが気になりはじめたら清掃するサインです。そのときは車内清掃を含めたシートの手入れを行ってみてくださいね。