飛び石で車が破損したときの責任は?保険の適用を含め対処法を解説

修理・修復

車を運転していると、たまに飛び石の影響で自分の車が傷つく場合があります。例えば、走行中にいきなりフロントガラスにヒビが入った場合は、飛び石の影響と考えてよいでしょう。

走行している車のスピード、石の大きさや車のサイズで事故の規模は変わってきますが、ひどい場合はフロントガラスがヒビだらけになるケースもあります。

この記事では、自分の車が万が一にも飛び石の被害に遭った場合の対処法について解説していきます。

飛び石とは

飛び石とは、走行中の車のタイヤが、小石などを巻き込んで撥ねさせてしまうことです。飛び石が別の車に当たって、破損させる事故がたまに存在します。「たかが飛び石くらいで…。」と、思う人も多いでしょう。

しかし、石の大きさや当たるスピードなどによっては、フロントガラスにヒビが入ったり、ボディを傷つける可能性がないとは言い切れません。

また、飛び石による被害が原因で、別の車両を巻き込んだ大規模な事故が発生する可能性も0ではありません。

特に時速100kmを超える高速道路では、飛び石による事故が起こる可能性が上がると言われています。

誰の責任になるのか

飛び石事故には、主に以下の2パターンがあります。

  1. 自車のフロントタイヤが巻き上げた石で、自車に傷をつけるパターン。
  2. ほかの車が巻き上げた石が、自車に当たって損害となるパターン。

ケース1の場合は相手がいないので、まだ納得できるかもしれません。

では、ケース2のような、ほかの車両による飛び石で自分の車が傷ついた場合の、損害賠償請求はどうなるのでしょうか?

損害賠償になるのか

他人の車の飛び石で自分の車が傷ついた場合、結論から言うと、相手に損害賠償を請求することは、かなり難しいです

大きな要因として、加害者を特定するのは容易ではありません。飛び石を起こしたドライバー自体も無自覚で、気がつかずに走り去ってしまいます。

そのため、加害者を特定できないので、賠償請求を起こすことは極めて困難と言えるでしょう。

ドラレコに映っていてもダメなのか

現在ではドライブレコーダーの着用が進んでいるため、事故の原因の追及がしやすくなりました。仮に自分のドラレコに、飛び石を起こした相手の車が映っていた場合、損害賠償はできるのでしょうか?

これも、結論として損害賠償請求は難しいです。

仮に加害者を特定できたとしても、「故意で事故を起こした」と証明できない限り、責任を問うことはできません。

飛び石の予防法

飛び石は、自分がいつ被害者・加害者になってもおかしくはないです。そうならないためには、以下の4つを心掛けておきましょう。

  • 前方車両との車間距離を十分に空けておく
  • 適正な速度をしっかりと守る
  • タイヤの溝に小石が挟まっていないか確認する
  • マッドガードを取り付ける

飛び石の事故は、時速100kmを超える高速道路で起こりやすいと言われています。

そのため、高速道路を運転する際は、特に車間距離に気を付けて、スピードを出し過ぎないようにしましょう。

また、自分の車に小石が挟まっていないかもチェックしてください。タイヤの溝に小石が挟まっていると、高速道路等では遠心力の影響で飛びやすくなります。

特にスタッドレスタイヤの場合は、溝に小石が詰まりやすいので注意が必要です。また、タイヤにはマッドガードを取り付けるのも効果的でしょう。

飛び石が起きた際の対処

ここでは、飛び石の影響で自分の車が破損した場合について解説します。

警察と保険会社に連絡をする

飛び石で車が破損した場合は、最初に警察に連絡をして、次に保険会社へ連絡しましょう。飛び石であっても、破損事故の場合にドライバーは警察へ連絡する義務があるからです。

警察の次は、加入している保険会社に連絡してください。保険の適用に関しては、破損の規模によって保険会社と相談しましょう。

保険の適用はアリかナシか?

飛び石の被害を受けたときの補償対象は、『車両保険』となるケースが多いです(一部の保険会社では『対物賠償』になる可能性もあり)。

ここで注意したいのは、自動車保険を適用すると等級が1つ下がってしまうことです。等級が1つ下がると、翌年の保険料が上がるため、却って損をするパターンがあります。

そのため、まずは修理費用の見積もりを出してもらい、総合的に得なのか損なのか慎重に判断しましょう。

自動車保険に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。

まとめ

一般道路では、飛び石による事故が起こるケースは少ないです。時速100kmを超えると、飛び石の事故の可能性が上がるので、高速道路を運転する際には気を付けましょう。

特に帰省や行楽シーズンは、高速道路が混みやすいので注意が必要です。事前にタイヤのチェックをしたり、マッドガードを取り付けたりするなど、未然に飛び石を防ぐようにしてください。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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