フロントガラスに「プチプチ」を被せると凍らないって本当?

2019年11月、SNSで「プチプチをフロントガラスに被せたら霜を取る作業が楽になった」という内容の投稿がされ、「もっと早く知りたかった!」と話題になりました。
どうしてプチプチは車のフロントガラスに降りる霜を防ぐことができたのでしょうか?
今回の記事では、フロントガラスの凍結予防方法として、一般的に「プチプチ」と呼ばれている気泡緩衝シートを使用した方法の効果について紹介していきます。
目次
プチプチでフロントガラスの凍結を防げる理由
プチプチ(気泡緩衝シート)でフロントガラスの凍結を防ぐことができたのは、このシートが断熱性を持つからです。
気泡緩衝シートは、気泡による断熱効果があります。この断熱性により、大気中で起こる放射冷却現象を防ぐことが可能になるのです。
凍結対策もフロントガラスにプチプチ(気泡緩衝シート)を被せておくだけなので、煩雑さもありません。
プチプチをフロントガラスに被せておくと、断熱効果によってガラス面の温度低下を防いでくれます。結果として、フロントガラスの凍結を防いでくれるのです。
その他、やっておきたい凍結予防対策
撥水剤を使う
撥水剤をフロントガラスに塗っておくと、凍結しても剥がしやすくなります。撥水剤は様々な商品・種類があるので、特徴などをよく吟味してから購入してください。
油膜を除去する
実は「油膜」も凍結の原因になるのです。氷結点は水分に不純物が含まれていればいるほど高くなってしまうので、油分が多いほど凍りやすくなってしまいます。
こまめにフロントガラスの油膜を除去し、綺麗な状態を保つようにしてください。
カバー(毛布・バスタオル)をかける
専用のカバーや、毛布、バスタオルなどをフロントガラスにかけておくだけでも凍結を防ぐことができます。
屋根付きガレージへの駐車
屋根付きガレージへの駐車は、確実にガラスの凍結や霜の降りを防ぐことができます。気温が氷点下に達しても、凍結の心配をする必要がありません。
そのほか、凍結防止の方法やグッズについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています!
最後に
今回の記事では、フロントガラスの凍結予防方法として、新たに用いられ始めている「プチプチ」の使い方についてご紹介しました。
フロントガラスの一般的な凍結予防方法は、カバーをかぶせたり、ガレージ内に車を止めたりすることなどが挙げられます。この凍結予防の新たな方法として、プチプチが使用され始めています。
ひと手間で朝の時間を楽にすることができます。プチプチは簡単に入手できて使い捨てもできるので、急を要する時はぜひ使用してみてください!