フロントガラスの油膜取りを簡単に!油膜取りランキング、最強おすすめ油膜取りを紹介

メンテナンス

フロントガラスの油膜取りは、簡単にしたいものです。とはいえ、カー用品店には数多くの油膜取りが並び、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

ガラスの視界をクリアに保つためには、効果的かつ手軽に使えるアイテム選びが重要です。そこで、今回の記事では油膜取りの種類と効果をはじめ、編集部がおすすめする市販の人気油膜取り用品をランキング形式でご紹介していきます。

初心者でも扱いやすいものから、最強レベルの除去力を誇るプロ仕様まで、簡単に使えてコスパも抜群な商品を厳選しました。

油膜取りの種類と効果

油膜取りの種類と効果

油膜取りにはシートや液体など、いくつかのタイプがあります。タイプによってメリット、デメリットが異なるので、使用シーンによって使いわけてみて下さい。

タイプ除去力手軽さ
シートタイプ
スプレータイプ
液体タイプ

シートタイプの油膜取り

特徴詳細
除去力除去力は低く、頑固な油膜は落とせない
手軽さ手軽に使えるので、軽めのメンテナンスには有効
メリットコンパウンドやマイクロファイバータオルの準備が不要
デメリット乾くと使えなくなるため保管方法に注意。頑固な油膜には効果が薄い

シートタイプの油膜取りは、ウェットティッシュやトイレのお掃除シートのようにサッと取り出して使うことができます。

シートと洗剤が一体となっているため、シートでガラスを磨くだけで手軽に油膜を除去することができます。

車にストックしておいて、飲食店の換気扇の近くに駐車した後やどうしても気になった時などにシートタイプの油膜取りでさっと拭き取る使い方をすれば、クリーンなフロントガラスを保つことができます。

スプレータイプの油膜取り

特徴詳細
除去力除去力は低く、頑固な油膜は落とせない
手軽さ吹きかけるだけなので手間はかからない
メリット油膜が気になる箇所に直接吹き付けて使用することができる
デメリット液体タイプに比べると効果は弱い

スプレータイプは、片手で洗剤を吹き付けることができる手軽さがポイントです。

雨の日ならスプレータイプの油膜取りを吹き付けてワイパーを動かすだけで、洗い流しの手間をかけずにフロントガラスのクリーニングをすることもできます。

液体タイプの油膜取り

特徴詳細
除去力除去力は低く、頑固な油膜は落とせない
手軽さ吹きかけるだけなので手間はかからない
メリット他のタイプのものに比べて効果が高い。成分を重視して選ぶことができる
デメリット時間と手間がかかる

液体タイプの油膜取りは、コンパウンド入りのものや油を溶かす成分が入ったものなど様々です。

いずれもシートタイプやスプレータイプに比べると磨く手間がか

【編集部オリジナル】市販の油膜取りランキングTOP3

こちらでは編集部がおすすめする、市販の油膜取りをランキング形式で紹介しています。

効果はもちろん、価格や手軽さなどのコスパの良さも評価に入れているので、気になる商品があれば、ぜひ参考にしてください。

※あくまで編集部独自のランキングです。
※価格に関しては、通常価格で紹介しています(価格は2024年3月現在のものです)。通販サイトによっては割引などで値段が変動している場合があります。

【1位】PROSTAFF(プロスタッフ)ウインドウケア キイロビン ゴールド A-11

プロスタッフのウィンドウケアキイロビンゴールド
項目詳細
商品名PROSTAFF(プロスタッフ) ウインドウケア キイロビン ゴールド A-11
価格1,053円(Amazon価格)
内容量200g
付属品専用スポンジ
タイプ液体
成分ガラス系ナノパウダー、酸化セリウム
除去力★★★★☆

油膜取りの有名シリーズ「キイロビン」のハイグレードモデルです。

ウォッシャーやクリーナーで落としきれない、焼きついた油膜・被膜へのなじみを良くすることで、従来よりもスピーディーな油膜取りを実現しています。

成分はキイロビン120に含まれている酸化セリウム、それにガラス系ナノパウダーを融合させており効果は高いです。

付属のスポンジにつけて軽くこすれば汚れが楽に落ちるので、はじめて油膜を落とす人や力が強くない女性の方にもおすすめです。

【2位】SOFT99(ソフト99)ウィンドウケア ガラスリフレッシュ

SOFT99のウィンドウケアガラスリフレッシュ
項目詳細
商品名ソフト99 ウィンドウケア ガラスリフレッシュ
価格1,173円(Amazon価格)
内容量80ml
付属品ループファイバーパッド
タイプ液体
成分研磨剤
除去力★★★★☆

「ウィンドウケア ガラスリフレッシュ」は、「マイルドインパクト」「ストロングインパクト」「ハードインパクト」の3種類の研磨粒子が入ってるのが特徴です。

この研磨粒子の効果を最大限に活かすためのスープファイバーパッドが付属されており、これらがガラス表面の付着物にアプローチします。

水垢だけでなく同時にフッ素系の撥水剤や、油膜を落とすことも期待できるため、かなりコスパの良い商品です。

【3位】PROSTAFF(プロスタッフ)ウインドウケア キイロビン 100g スポンジ付き

プロスタッフのウィンドウケアキイロビン120

※写真はキイロビン120のものです。

項目詳細
商品名PROSTAFF(プロスタッフ) ウインドウケア キイロビン 100g スポンジ付き
価格521円(Amazon価格)
内容量100g
付属品ペフ付きスポンジ
タイプ液体
成分酸化セリウム
除去力★★★☆☆

販売開始から40年以上を経過した油膜取りの定番商品で、キイロビンシリーズで最も人気のある商品です。

頑固な油膜も除去してくれる頼もしいアイテムで、施工後もきれいな状態を保てます。

ゴールドの方が除去力が高いですが価格も安く、専用のクリーナーも入っているので文句なしの3位です。

成分の酸化セリウムが、油膜や劣化で見にくくなったガラスを科学的に研磨してくれます

【最強!プロ仕様】編集部おすすめの油膜取り「UROKO CLEAR」

最強の油膜取りUROKO CLEAR(ウロコクリア)
項目詳細
商品名UROKO CLEAR(ウロコクリア)
価格4,200円(税込み)
内容量80g
付属品フェルトパット
タイプ液体
成分研磨剤
評価★★★★★

できるだけ最強で、簡単に落とせるような方法はないか?と、お考えの人には「UROKO CLEAR(ウロコクリア)」をおすすめします。

「UROKO CLEAR(ウロコクリア)」は、自動車ガラスリペア・交換の専門店「glassD」から販売している水垢・油膜取りです。

用意するもの、作業手順は次の通りです。

用意するもの

・UROKO CLEAR(ウロコクリア)
・専用スポンジ
・マイクロファイバータオル

ガラスに水をかけて、ホコリや汚れを水で洗い流す
UROKO CLEAR(ウロコクリア)で油膜を落とす際の手順1

ホコリや砂利などの汚れが付着している状態で、専用スポンジを擦るとガラスに傷がついてしまう可能性があります。専用スポンジを使用する前に、必ず水で洗い流してください。

専用スポンジを、水で十分に濡らす
UROKO CLEAR(ウロコクリア)で油膜を落とす際の手順2

専用スポンジを水に濡らすことで、傷が付くのを防止できます。また、潤滑剤のような役割があります。濡らしすぎると溶剤が薄くなるので注意が必要です。

専用スポンジに溶剤を適量出す
UROKO CLEAR(ウロコクリア)で油膜を落とす際の手順3

溶剤は出し過ぎず、足りなくなったら継ぎ足すようにしてください。

専用スポンジでガラスを擦る
UROKO CLEAR(ウロコクリア)で油膜を落とす際の手順4

ポイントは広い面積を一度にやろうとするのではなく、小さい面積を丁寧に擦って分解させていくイメージです。

濡れたタオルで溶剤をふき取る
UROKO CLEAR(ウロコクリア)で油膜を落とす際の手順5

マイクロファイバータオルで拭きあげて、油膜がしっかりと落ちているか確認します。確認するポイントは「フロントガラスに水滴ができずに表面を滑るように流れ落ちる状態」になっていることです。

乾いたタオル、もしくはマイクロファイバータオルで拭きあげる
UROKO CLEAR(ウロコクリア)で油膜を落とす際の手順6

水分が残らないよう、綺麗に乾拭きしましょう。

※汚れが取り切れていない場合は2から繰り返し施工してください。

市販されている油膜取りと「UROKO CLEAR」の比較

こちらでは、市販の油膜取りと「UROKO CLEAR(ウロコクリア)」との比較を紹介していきます。

市販の油膜取り製品と、glassDで使用している「UROKO CLEAR(ウロコクリア)」の仕上がり具合を見てみましょう。

市販の油膜取りで油膜を除去した結果

市販されている油膜取りと「UROKO CLEAR」の比較1

赤い丸で囲われている部分が、油膜取り前に比べ若干ですが綺麗になっているのがわかります。

全体的にぼやけている箇所があり、油膜の中に水垢も若干混ざっているようなので、あと2~3回ほどは同じ作業を続ける必要があると考えられます。

「UROKO CLEAR」で油膜を除去した結果

市販されている油膜取りと「UROKO CLEAR」の比較2

赤い丸で囲われている部分が綺麗になっているだけでなく、ガラスに反射している背景もかなり鮮明に映っているのがわかります。油膜だけでなく水垢も除去されているため仕上がりがとても良くなっている証拠です。

水垢は通称「ウロコ」とも呼ばれ、 雨水がガラスに付着したまま乾燥してしまうなどの原因があります。

市販品では油膜・水垢が落ちなかった経験ありませんか?

落ちなくて諦めていた汚れをこれ1本で解決!
glassDが実際に現場で使用しているプロ仕様の水垢落としをお手元で体験できるようになりました。

フロントガラスの油膜取りをガソリンスタンドや専門店にお願いした場合の料金

油膜取りに関しては自分で落とす以外にも、ガソリンスタンドやコーティング専門店、カーディーラーにお願いできます。自分で油膜取りをするのが手間に感じる場合は、プロにお願いするのもおすすめです。

ガソリンスタンドや専門店にお願いした場合の料金については、以下が相場なので参考にしてください。

  • ガソリンスタンド :1,500円~2,000円
  • コーティング専門店:1,500円~5,000円
  • カーディーラー  :5,000円~10,000円

カーディーラーでは油膜取り以外にも、撥水加工もセットのところが多く、料金が高くなりやすいです。ガソリンスタンドの場合は、スタッフの人数が少ないセルフ方式などでは、作業を行ってない場合があります。

【防止】フロントガラスに油膜が付着を防ぐ方法

フロントガラスに油膜が付着するのを防ぐには、撥水コーティングを施工することです。

撥水コーティングを施工する際は、ガラス表面を清掃してフロントガラスの汚れを取り除いてからにしてください。

また、車を工業地帯や線路の近くなど、排気ガスや汚染物質が多い場所に長時間駐車しないようにすることも効果的です。

さらに、ワイパーのゴム部分を定期的に清掃し、油分を取り除くことで、油膜の原因を減らすことができます。

これらの方法を組み合わせることで、視界をクリアに保つことが可能です。

フロントガラスの撥水コーティングについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

【原因】フロントガラスに油膜が付着するのは何故?

フロントガラスに油膜が付着する原因

フロントガラスに油膜が付着する原因は、主に車の排気ガスや、雨の中に含まれる大気中の油分です。

【原因】

・車の排気ガス
・雨の中に含まれる大気中の油分
・ボディワックス
・ワイパーの油分

車の排気ガスに含まれる油分が空気中に拡散し、走行中にガラスに付着する場合があります。また、雨水には大気中の油分が含まれており、これがガラスに付着して油膜を形成する原因になります。

さらに、車のボディに塗布されたワックスが雨によって流れ落ち、ガラスに付着する場合があります。最後に、ワイパーのゴム部分に付着した油分がガラスに広がることも原因の一つです。

フロントガラスに油膜が付着する原因については、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

【放置はNG】油膜はフロントガラスが曇る原因にもなる

油膜を放置すると、フロントガラスが曇りやすくなります。フロントガラスが曇るのは、主に寒暖差による「結露」ですが、油膜などの「汚れ」も原因の1つです。

フロントガラスの外側が曇ってしまうときは、結露以外にも油膜や水垢、ゴミやホコリなどの汚れがないか確認してください。

フロントガラスが曇る原因については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

【Q&A】家にあるもので油膜取りはできる?

こちらでは「家にあるもので油膜取りはできるのか?」について、よくある疑問・質問を解説していきます。

Q
ジョイなどの食器用洗剤で油膜取りはできますか?
A

ジョイなどの食器用洗剤で油膜取りをするには、スポンジに洗剤を含ませて、フロントガラス全体を掃除するだけです。

注意点として、酸性はガラスとの相性が悪いので必ず中性を選んでください。また、ワイパーに洗剤をつけると、ゴムが傷んでしまうので注意しましょう。

ジョイなど、食器用洗剤を使った油膜取りについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

Q
車の油膜取りにマジックリンは使えますか?
A

ガラスマジックリンであれば、自動車の窓ガラスに使用できます。

花王の公式サイトでは、「窓・鏡・ガラスケース・自動車の窓ガラス等に」と用途が記載されています。

花王|製品カタログ|ガラスマジックリン [本体] (kao.com)

マジックリンを使用した油膜取りについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。

Q
フロントガラスの油膜取りに、激落ちくんは使えますか?
A

激落ちくんなどのメラミンスポンジは使えますが、おすすめできません。

メラミンスポンジで油膜取りすることによって、ガラスによっては傷が付いてしまう恐れがあります。

メラミンスポンジは素材が「硬い」ため、撥水加工されているフロントガラスの掃除にはおすすめできません。

激落ちくんなど、メラミンスポンジを使った油膜取りについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

フロントガラスの油膜取りについてのまとめ

  • フロントガラスの油膜は、専用の油膜取りで落とす
  • 自分で油膜を落とすのが面倒なときは専門店にお願いする
  • フロントガラスに油膜が付着する原因は「車の排気ガス」や「雨の中に含まれる大気中の油分」など

フロントガラスの油膜取りは、簡単に済ませたいものです。ガラスの視界をクリアに保つためにも、ランキングを参考に自分に合った油膜取りを選んでください。

この記事の監修者

GlassD吹浦先生

DUKS  府中店 営業事務

吹浦 翔太

業務歴12年、現場での職務経験6年を経て今はお客様窓口の受注業務を担当しています。
現場で培った経験を活かしお客様に最善な修理をご案内しております。

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