交通違反の点数制度とは?最悪の場合は免停の可能性も

雑学

交通違反をすると点数が付き、場合によっては免停(免許停止)になることがあります。初心者であろうが、ベテランであろうが、付く点数は変わりません。

運転初心者はもちろん、ベテランドライバーも、この記事で点数制度の確認と安全運転について、もう一度考えてみてください。

点数制度の意義

点数制度は、安全な交通社会を維持するためにあります。悪質な行為をしたドライバーには、当然ながら重いペナルティと、大きい点数が加算されるのです。

違反をすると点数が『前歴』として加算され、何度も違反を重ねて点数がたまると、運転が一定期間できない免停になります。

免停になる点数と期間とは

過去3年の累積が、6点以上14点以下になった場合に免停となります。また、15点以上になると『免停』ではなく『免許取り消し』となるので、気を付けてください。

免停や免許取り消しになる違反行為と点数については、のちほど解説します。

免停の期間について

免停期間は、最大で180日間(約6か月)です。最短は30日になり、60日、90日、120日、150日と、6種類の免停期間が定められています。

違反行為と点数の付き方について

違反行為の重さによって、点数の付き方は違います。

  • 一般違反行為
  • 特定違反行為
  • 酒気帯び運転

の3種類が主にあるので、順番に解説していきましょう。

一般違法行為

一般違反行為には、25点、19点、16点、15点、14点、13点、12点、6点、3点、2点、1点の11種類があります。

一番高い25点は、無免許運転、過労運転、妨害運転などです。

スピード違反は1点(超過15km未満)~12点(超過50km以上)と、速度によって点数が変動します。

そのほか、信号無視や駐車違反にも細かく点数が分けられているのが『一般違法行為』です。

特定違反行為

特定違反行為には、62点、55点、51点、48点、45点、35点の6種類があります。

  • 62点…運転殺人等、危険運転致死等
  • 55~45点…運転傷害等、危険運転致傷等(どちらも被害者の怪我の程度により点数が変動する)
  • 35点…酒酔い運転、麻薬等運転、妨害運転、救護義務違反

故意であってもそうでなくても、悪質な違反に大きな点数が付くのが『特定違反行為』です。

酒気帯び運転

酒気帯び運転で一般違反行為を犯した場合は、さらに点数が加算されます。

  • 酒気帯び1(違反行為により19,16,15,14点)…呼気1リットルにつき0アルコール濃度が0.15mg以上0.25mg未満
  • 酒気帯び2(25点)…呼気1リットルにつきアルコール濃度が0.25mg以上

点数の加算も当然ですが、酒気帯び運転は事故を起こす可能性が高いです。警視庁の発表でも「飲酒事故の方が7.9倍も事故率が高い」と出ています。酒気帯び運転は絶対にやめましょう。

警視庁のHPに一覧表が掲載されているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/torishimari/gyosei/seido/tensu.html

参考:警視庁HP

免停期間を短縮できる制度『停止処分者講習』とは

免停になったとしても、停止処分者講習(免停講習)を受けることで、免停期間が短くなります。免停期間により『短期講習』『中期講習』『長期講習』の3つの講習に分かれます。

  • 短期講習…免停期間が39日以下で、講習日数は1日。短縮日数は20~29日で、講習費用は1万1700円
  • 中期講習…免停期間が40~89日以下で、講習日数は2日間。短縮日数は24~30日で、講習費用は1万9500円。
  • 長期講習…免停期間が90~180日以下で、講習日数は2日間。講習費用は2万3400円。

(短縮日数については、90日が35~45日間、120日が40~60日間、150日が50~70日間、180日が60~80日間。)

もちろん、強制ではなく任意での参加です。仕事で車が必要な人や、生活に車が欠かせない人は参考にしてください。

安全運転を心がけると前歴がリセットされることも

免停の期間を終えて、1年以上に渡り無事故無違反であれば前歴は消えます。

免停でない場合も最後の違反から1年間無事故無違反であれば点数がリセットされます。

ちなみに、5年以上に渡り無事故無違反だったゴールド免許のドライバーには、点数がリセットされることがあります。

3点以下の軽微な違反をした場合に限りますが、違反した日から3か月間を無事故無違反で過ごすと、違反点数が0点にリセットされるというルールです。

しかし、次回更新時にはゴールドからブルーへ変わってしまうので違反や事故をしないように心がけましょう。

最後に

今回は、点数制度と点数累積による免停について解説しました。点数制度は、安全な交通社会を維持するためにあります。自分を含め、みんなが安全に車と付き合えるよう、もしも違反行為をして点数が付いた場合は、安全運転について今一度考えてみてくださいね。

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